パチンコ店に勝つ (勝ちまくりギャンブル著書)

 真壁伸二は35歳のホームレス。なぜホームレスになったかというと4年前に遡る。

 5年前、真壁は、小さい会社であったけど営業マンとして頑張っていた。

 妻・子ども1人と普通の生活をしていて幸せだった。

 毎週、休みの日に息子とキャッチボールをするのが楽しみの毎日だった。

 ある日、取引先の相手の大下部長にパチスロを遊技しようと誘われる。

 今までまったくと言ってギャンブルをやったことのなかったが、取引先の相手ということもあり パチスロ店へ入店した。

 伸二にとってそれは衝撃だった。

 綺麗なホールに、うるさいBGM。

 いっぱいあるパチンコ玉とコイン。

 こんな世界があるなんて・・・と思っていた。

 大下部長は大好きな『ミリオンゴット』の島へ歩いていった。

 ミリオンゴットとはAT以外の機能を全て排除し、爆発力に全てを注いだマシン「ミリオンゴッド」。

 その身震いするほどの爆発力、瞬発力に長けていた。

 GGは1セット50ゲーム。 1ゲームあたり約10枚の出玉が期待できるので、1セットで約500枚のメダル獲得可能。

 右リール赤7から突入したGGなら、3セット以上確定なのでそれだけで1500枚獲得。

 そして「GOD」揃いから突入するPGGはノンストップ500ゲーム。

 ほんとに一撃5000枚と激熱台。

 そこで伸二は大下部長とはじめてパチスロを遊技する。

 『1000円札を出し、メダルを借りる・それからメダルを投入口に入れてレバーを回す』と流れを教えてもらい 遊技開始。すると大下部長が驚いている。

 真壁さん『それ・・・』 『え・・・』 『プレミアムゴット・・・』意味がわからなかったけど、押し順どおり遊技していくと台から一杯コインが出てくる。

 気づくと15000枚。(閉店まで遊技した)換金で30万円。

 大下部長に指導料として3万円上げて(ちなみに大下部長はすぐに遊技を止めて観戦していた)
帰りに一緒に食事に行った。

 (もちろん伸二のおごりで) 伸二は凄い世界があるな?と思った。

 何せ5時間で1ヶ月分の給料を払い出すなんて・・・。

 そこからパチスロの世界にはまる。

 今まで、ギャンブルに『はまった』ことがない人だからこそギャンブルに『はまる』。

 特に、伸二の場合大金を儲けてしまったため。

 その喜びを忘れることができなくなってしまう。

 人間の『欲』はなかなか忘れることができない。

 そこから一気に落ちてしまう。

 これがギャンブルの怖さ!!

 ミリオンゴットで30万円儲けた真壁は、心も懐もリッチな生活をしていた。

 普段、1日ワンコイン(500円)で済ましていた昼ご飯も定食屋で、1000円のとんかつ定食。

 しかも普段奢ることのなかった部下にご馳走する。

 ちょっとリッチになっただけで『世の中お金だよな!!』と考えてしまう単純な真壁。

 いざとなったら簡単にお金が入る。

 『俺はパチスロ天才なんだ』なんてことを考えていた。

 しかし、当たり前だけどそんな簡単にことが進むわけではない。

 2万円・3万円・2万円…と毎日のように負けていった。

 『俺ってギャンブルにはまっている?』 なんて考えていた。

 『ギャンブル』をすること真壁家庭においては大きな問題だった。

 真壁は妻サツキと結婚するのにあたって、サツキの父祐二(長男なのに祐二)結婚の条件として 『ギャンブル』をやらないことを約束していた。

 妻サツキの祖父は、大のギャンブル好き。特に競馬に嵌っていた。

 祐二と名づけたのも当時NO.1騎手だった野平祐二騎手から名づけた。

 しかも孫『サツキ』の名前も、皐月賞当日に生まれたからという理由で、祐二の内緒で名前を決めてられてしまった。

 祖父はギャンブルで作った借金がたくさん残して死亡。

 律儀に債務を相続した祐二は、身を粉にして働いて1億5000万円ほどあった借金をどうにか返した。

 サツキも祐二が必死に働いているのも見ているし、取り立ての怖さも知っている。

 だから、ギャンブルは相当嫌い。

 真壁にとって義父祐二は、サツキの父親というだけでなく、真壁の働いている会社の最大のお得意様。
もし離婚なんてことになったら会社を辞めなくてはいけない。

 『ギャンブル好き』には最悪の家庭であった。

 この頃サツキも真壁の異変に気づいていた。

 普段、たばこを吸わない真壁のスーツがたばこ臭い。

 いくら営業でいろいろな場所へ行っていても、ここまでたばこを臭くなるはずがないと思っていた。
ただ、これと言ったアクションもせずにいた。

 パチスロに嵌っていった真壁は,30万円あったお金を45日で全部使ってしまった。

 結果的に、ここが真壁にとって大きな分岐点であった。

 ここでパチスロを止める事ができるなら、元の生活に戻れる。

 しかし、ここで止める事ができなければ、地獄の1丁目へ向けて邁進してしまう。

 人間って弱い。一時の快楽のために、自分の人生を大きく変えてしまう。

 一回の我慢ができないために大きな失敗をしてしまう。

 結局、真壁はパチスロを止めることできない身体になってしまっていた。

 お金が、足りない時はサツキに『冠婚葬祭』で必要など言ってお金を貰っていたけど、どうしてもお金が足りなくなる。

 今まで借金をしたことがなかった真壁であったが、とうとうアイドルが宣伝している 消費者金融の窓口へ立ってしまう。

 消費者金融の前に立ってしまった。真壁。

 パチスロを打ちたい。GODを揃えたいという欲に完全に負けてしまっている。

 何も考えず、記入用紙に記入していく真壁。

 もしここで『欲』を抑えることができたらと後悔する場面が多い。

 しかし『欲』ってのは厄介でなかなか我慢させてくれない。

 結局、人生初の借金20万円を作ってしまう。

 真壁は『1発GODを引けば大丈夫だろう!!』なんて思っていた。

 土日の連休でさくっと収支UPだ!!

 土曜朝、サツキには友達と遊ぶと言ってパチンコ店に出掛ける。

 俺ってダメな人間?

 ギャンブルに嵌っている人間は基本的にダメ人間です。

 20万円財布に入っているという安心感。

 軽く3万円両替からさくさくと投資して行く。

 3万円…3万円…と、どんどんお金を使っていって初日は6万円の赤字。

 ちょっと不安になるけど(まだ14万円もある)日曜日、『今日も友達に会う』とさつきに言って 朝からパチンコ店に行く。

 3万円両替からスタート

 3万円…3万円…3万円… と、12万円負けて土日で18万円負けてしまう。

 ただ、家では笑顔でいなくてはいけないので妻サツキ・子供の前でよいパパを演じる。

 かなり負けが込んだ真壁は、反省してどうしたら勝つことができるか?

 夜中インターネットで調べていた。

 パチスロの攻略法あります。

 簡単にGODが引けます。

 書いてある一社の広告を読み興味を持ってしまう。

 翌日、外回り中パチスロ攻略法の会社へ電話をかけてしまう。

 一方、妻サツキは真壁が普段土日に一人で出掛ける事がなかったので怪しく思い。

 『浮気をしている』と思い、翌日 父祐二に相談する。

 『GOD』を1,000円で当てる方法をネットで調べて攻略会社に電話した真壁。

 『お電話ありがとうございます。P攻略のステーションです。』とかわいらしい女性の声がした。

 『あのミリオンゴットの攻略について聞きたいのですが?』 と真壁が質問。

 『少々お待ちください、担当のものに替わりますので』

 『もしもし、ミリオンゴットの攻略ですか?』

 『凄いのありますよ。お客様すべて1,000円でGOD引いていますよ。』と男性から景気のよい話を聞いた。

 それを聞いた真壁は、かなり期待を抱いた。

 『凄い世界だな?』これで簡単に儲けられることができると思った。

 情報料が50万円と言われたが、これは、投資なのだと信じこんで、最初と別の 消費者金融に駆け込む真壁であった。

 これで借金は80万円になるけど、すぐに回収できるはず。

 俺はこれでGODの神様になるのだから…一方、真壁が浮気をしているかもしれないと思い、父祐二に相談しに行った。

 サツキは、父祐二から『最高の興信所を紹介してやる。』言われて興信所に入っていった。

 興信所で夫真壁を調べてほしいと言って父祐二から貰った30万円を支払った。

 50万円支払った後、攻略内容の手紙が真壁に届いた。

 (自宅は危険なので会社に) 会社の帰りさっそく試すのだけど…

 仕事帰りにミリオンゴットの攻略法を試すために、パチンコ店に向かう真壁は、期待感でいっぱいだった。

 『これで俺は大金持ちだ!!』 一生パチスロで生計を建てていけるはず、なんてことを考えていた。

 攻略法の手順はいたって簡単なもので

1)マックスベットを3回押す。

2)逆押し・順押しを交互に3回繰り返す。

3)最後の順押しから3秒後に遊技開始。

 この攻略法とメーカーは一切関係ありません。

 (このフレーズ入れないいけないのかな?)

 こんな簡単なもので『GOD』が引けるのか?と思う。

 『本当に大丈夫か?』とちょっと不安でもあった。

 ホールへ到着して手順を試すも一向に『GOD』がこない。

 この日も結局、3万円負けてしまい、家へ帰ることに。

 翌日、外回りをしている時、攻略会社に文句の電話を入れたところ、昨日まで優しく応対してくれた担当も、『3秒のタイミングが悪い。一回事務所に来て試す?怖い人いっぱいいるけど…』と脅迫口調で言ってきた。

 この時、真壁はこれは詐欺なんだって気づいた。

 裁判なんて言ったら『ギャンブル』をしていると妻サツキ、義父祐二にばれてしまう。

 以前も書いたけど、真壁家では『ギャンブルは御法度なのだ』どうしよう…これで借金は80万円。(正確には利息も)悩んでいたら、『明日一緒に実家へ来て』と妻サツキに言われた。

 翌日『怖いな』と思いながら仕事をこなして妻サツキ、別行動で妻サツキの実家へ訪れる。

 すると●●●興信所と書かれた封筒は机の上に置かれていた。

 義父祐二・妻サツキが待っていた。(義母と息子は別の部屋にいた)義父祐二に『伸二くん、封筒の中身を確認しなさい』と言われ真壁が確認するとそこには

1)借金の明細

2)パチスロをしている写真が写っていた。

言い訳をすることもできず。 『これでは離婚だね』妻サツキに言われた。

(本心では無さそうだったけど)

『借金はこっちで払っとく・慰謝料・養育費は一切いらないけど、家からすぐに出て行ってくれ』義父祐二に言われた。

 本当に義父祐二はギャンブルが大嫌いなのである。

 仕方ないと家を出る決意をした真壁。

 (荷物は後で取りに行くつもりで) 真壁は両親が早くに他界して、親戚も誰もいない。

 取りあえずホテルに泊まって、翌日会社へ行くと部長に呼ばれた。

 部長 『真壁、お前離婚するらしいな』

 真壁 『はい』

 部長 『相手さんは大のお得意様だぞ』

 真壁 『はい』

 部長 『恨みはなしだぞ、中小企業にはお得意様が離れるということが、どうゆうことになるかわかるな?』

 真壁 『はい』

 真壁は、この時、退社を決意する。

 これで仕事も家庭の無くなった。

 『もう俺なんてこの世の中の必要ないのか?』などと考えているうちに、『自殺でもしようか』なんて考えるようになった。

 川原で自殺しようとした時、そこにいたホームレスに自殺を止められる。

 自殺をしようと歩いて まさに川へ橋から飛び込もうした瞬間、『待て!!』とあるホームレス(田村正樹)から止められた。

 『死ぬのは簡単だ!!でも一緒にやらないか?』

 真壁????

 田村に連れられて真壁は、田村の住む住まいに来た。

 ホームレスといってもしっかりした住まい(団地)に住み、みんなで生計をたてているチームだった。
そこの住まいには田村以外に5人住んでいた。

 銀行と呼ばれる(風間豊)

 ITと呼ばれる(村田幸雄)

 大工と呼ばれる(高木洋文)

 パチンコと呼ばれる(松井幹夫)

 営業と呼ばれる(井口浩輝)

 平均年齢が50歳上といった感じ。

 そして田村正樹が、団長と呼ばれていた。

 団長からこのチームについて説明を受けた。

 営業と呼ばれる井口とITと呼ばれる村田が、アルバイトを探してくる。

 それでそのアルバイトを各人6人に振り分けてお金の管理を銀行と呼ばれる風間がする。

 ただ、現状は若い人材がいなく、今後に不安になると団長は真壁に話した。

 『もし、死のうとしているのならここで一からやり直さないか?

 みんな将来的には社会的に復帰しようと考えている。若いし・・・』と団長に言われて『どうせならやってやるか?』と真壁は決意する。

 取りあえず、『明日から調査員をやらないか?』と団長に言われる。

 団長は、真壁にすごい可能性がある直感的に思っていた。

 その調査する場所を聞くと真壁がいつも負けていたパチンコ店の前だった。

 明日11時にその場所へ行けと指示される。

 真壁の毎日は 朝11時~19時までホームレスになる原因となった、パチンコ店の前で看板を持っている。

 20時~22時まで団欒でホームレス仲間と食事・TVなどを見る。

 家事はグループで分担。

 バイトの収入一部を貰うことができて月5万円ぐらいは貰える。

 それ以外のお金は食費・光熱費などに消えていく。

 そんな生活を1週間続けていた。

 家族も無くなり・仕事も無くなった、真壁にとって丁度良かった。

 毎日、パチンコ店の前で看板を持っていると、ほぼ毎日両替所に行くメガネをかけた太った若者(速水翔一)がいた。

 朝一並んで午前中の内に帰る。

 毎日、2・3万円の換金をしている感じだった。

 ある日、真壁はいつもより1時間はやくパチンコ店の行くと速水翔一の動きを見ていた。

 パチンコ店に入店して速水の動きを観察していた。

 朝一、メモ帳を見て

 1)『キンパル』を3,000円でBIGを引き3連させて交換。

 2)『巨人の星』を5,000円でBIGを引き4連させて交換。

 2時間で2万円強も収入を経て店から消えた。

 追いかけたかったのだけど…仕事もあったので止める。

 その後、毎日早く来て真壁は速水の様子も見ていた。

 その後も観察していると、速水は、1週間で10万円以上の収入を上げていた。

 『うまいな?どうやって台を選んでいるんだろう』と真壁が考えていたら『あのー最近、俺ばっか見ていませんか?』と速水が不審そうに真壁に聞いてきた。

 チャンスと思った真壁は思い切って 『いつも勝っていますよね。

 一度お話を聞きたいので食事でもいきませんか?』と誘ってみた。

 『えー』ちょっと悩んだ顔をしたけど『いいですよ』と速水は答えた

 『19時に仕事が終わるので…●●に行きませんか、奢りますので』

 『はい』と速水は答えた。

 真壁は、いつもパチスロで儲かって速水と会話ができるのを楽しみにしていた。

 実際に自分を駄目にしたパチスロを利用して生計を建てている人物というのに関心があった。

 一方、速水もなんでこの人が自分に関心をもつようになったのか興味があった。

 また、最近一人で立ち回っていくのにも限界を感じていた。

 何か今後に良いヒントがあるかもしれないと期待していた。

 店内に入り、2人はで入ると禁煙席を希望した。

真壁『奢りますのでなんでも頼んでください』

速水『ありがとうございます』

真壁『取りあえずビールでいいですか?』

速水『ビールが飲めないのでカシスオレンジを』

その後、真壁は自分がなんでこんな生活をしているかを簡単に速水に話した。

(第1話~第6話まで参照) 速水になら自然と何でも話をすることができた。

それで真壁は、どうしても『パチンコ店』に復讐がしたい。

どうしたら君のように勝てるようになるのか?と速水の相談した。

速水は、自分の立ち回りについて説明した。

私の場合特殊な部類に入るのですけど…

前日、夜で6店舗店へ回る。(北斗の拳が出だしたこの時期)

それで普通営業中だったら絶対に止めないだろうという台を探す。

いわゆる『宵越しって』やつ 設定変更してRTがリセットされる

機種・されない機種などと 店の癖を把握して台を選んでいる。

この店舗でよく遊技しているのは

1)前日、低設定濃厚+はまり台はあまり設定変更をしてこない

2)朝一、開店5分前に店舗へ行けば必ず一番になれる。

それで、この店舗である程度収支を上げることができたら、別のことをやっている。

(勉強・シムなど)

もし、思ったより収支を上げることができなかったら

他の店へ行き遊技できそうな台を探す。

って感じかな?と真壁に話した。

ただ最近、一人だと遊技できる台も一台しかないので…

その辺、仲間がほしいかな?と付け加えて話をした。

その後、二人を意気投合していろいろな話をした。

帰る間際、真壁は、速水に 『もしよかったら組みませんか?使える人間何人か集めるよ?』

と言ってきた。

『本当?お酒の入っていない時にもう一度しっかり話しをしよう』 速水が言い、飲み代の半分を払って 『楽しかったので…』 次に会う日時と場所を決めて別れる二人だった。

真壁は、速水と会う約束だけして別れた。

 速水の言う『チームでパチスロ』を遊技したいということにかなり興味を持っていた。

 ホームレスを軍団としてパチンコ店に戦いを挑むことができたらと思っていた。

速水の実力は、間違いない。

田村ら仲間達が、賛同してくれるか不安だった。

一方、速水も一人で立ち回る限界を感じていた。

結局、1人1台しか遊技できない辛さ。

もう2・3人いればと思うことが何度もあった。

例えば、4台に2台高設定が入っている時、一人だと1/4でしか高設定を掴むことができない。

しかし、4人で遊技したら必ず2台の高設定を掴むことができる。

チームでやるメリットはたくさんあるけど…逆に、信用できる人でないとトラブルが起こる可能性がある。

お金が絡む問題なので慎重に判断したいとも思っていた。

ただ、1回しか飲んでいないけど、真壁は感じが良かった。

信用できそうな人だった。

速水は、一度起業スクールに参加していて起業することを目標にしていた。

現実にはなかなか難しくどうして良いか悩んでいた

今回、人材は豊富・うまくすればと思っていた。

一方、真壁もホームレス仲間がいる家に戻ると興奮した様子で話始めた。

『みんなでパチスロ軍団を作らないか?』

今日、速水という人間に会ってそのチャンスがあることがわかった。

速水という人間がどんだけパチスロに精通しているか

パチスロで収入を上げることができるかなどをみんなの前で説明した。

『どうですか?』 みんな無口になった。

普段、あまり話しをしなかった真壁さんがこんなこと言うなんて…思うのがほとんどだった。

真壁は、加えて『俺、ここにいる理由は、パチスロなんです』

みんなに話すのは、初めてだけど… パチスロで借金を作ってしまい、ギャンブルを完全に禁止している家庭だったのでそれが理由で離婚。

しかも、妻の父は取引先の相手先の社長だったので仕事もクビ。

もう駄目だと思って自殺を考えていたら団長に止められた。

なのでどうしても『パチスロに復讐したい』

5分ぐらいして、パチンコと呼ばれる松井が重い口を開き始めた。

俺昔、パチンコ店で働いていたけど…確かにプロは存在したでも、あいつら相当努力していた。 俺達にそれができるかどうか?

と思うけど、真壁さんとお話した『パチンコ店に復讐したい』という考えには賛同する。

俺もパチンコ店でリストラにあったから。

どうせならパチンコ店を利用してBIGになりたい。と語った。

そうすると団長の田村が安定した収入を確保しながらやってみる価値はあるかもな?

取りあえず、その速水というやつに会ってみてからという話をした。

今の生活に不安を抱えていた各自もそう思っていた。 (チャンスがあれば掴みたい)

真壁と速水は約束の日に会って、本当に実行するのだね。

確認しあった。

真壁が、今日は『取りあえず仲間を集めたから、しっかりとしたプランを話して』と言ってきた。

速水は『わかった。これから始まるんだね。』とひとつ気合を入れた。

速水は、真壁の仲間達がいる部屋に通されてみんなに挨拶する。

速水の印象としては、ホームレスとしてはしっかり生きている感じがした。

この人達に『納得する説明ができるのだろうか』?とちょっと不安になった。

全員のあだ名を教えてもらい、説明を始めた。

私は、大学を卒業してパチンコ店に入社しました。

その時、パチンコ・パチスロの基本というものを学びました。

どうしても、許せないことがあったのでパチンコ店を退社したのですけど、生活をしていかなくてはならないので アルバイトをするつもりでパチスロを始めました。

それで、今はそこそこ勝てているのですけど、一人しかいないのでどうしても限界があります。

例えば)

6台中3台勝てる台を知っていたとしても自分一人では勝つことのできない、1台を引いてしまうケースがあります。

しかし、6人いれば3人は必ず勝てるしトータル収支もプラスになるはずです。

この地域、最近仲間達で遊技するグループが多くなってきました。

その人達に、立ち向かう為にもグループが必要だと思っています。

一旦、コミニュケーションを取るために

速水は、『何か質問はありますか?』と全員に聞いた。

すると、大工が『俺は、昔パチスロって遊技したことあるけど、目押しができなくても大丈夫なのか?』と聞いてきた。

速水は、『以前は、目押しができなくては、かなり持ちコインに差が多かったけど、最近の台は目押しができなくても、 そんなに差はつかない台が多いです。

ボーナス絵柄は店員が揃えてくれます。だから問題ないです。もちろんできた方がいいですけど』 と答えた。

また、簡単に揃えるように私が指導します。

銀行が、『どのようにして収支を上げていくの?』と聞いてきた。

パチスロで勝利には、期待値の高い台を遊技すること。

それが、6段階ある設定の内、設定が高い台を遊技すること、大当たりが近いゲーム数を狙うことです。

もし、7人で遊技できるならば、3人・3人と二つのグループに分け、高設定を狙うチームとゲーム数を狙うチームに分けます。

残りの1人が、パチンコ店からメールチェックをしていて、調子のあがらない人がいた場合や他の店で遊技している人からのお宝台を伝える連絡係になってもらうます。

無駄な台を遊技することを避けて、有効な台を遊技する。

機種の高設定の挙動などを把握してもらって負けない立ち回りを実行してもらうます。

リスク回避と資金集めのために、県にホームレス対策会社を開くという目的で500万円の助成金を応募予定です。

(募集されているアントレの広告をみんなに見せる)貰えなかったら、私の貯金を使ってもらう。

当面の資金とパソコン6台・6人分の通信を使ってネット収入を得えます。

これは、私よりもITさんの方は詳しいと思うけど… っていう感じです。

速水は気合を入れてプレゼンをした。

『わかった』と団長が答えて、速水と真壁を一旦、席をはずさせて『みんなで話してから答える』と伝えた。 速水と真壁は、喫茶店に待った。

真壁と速水は一緒に喫茶店で結果を待っていた。

速水は『なんか就職試験の結果待ちみたいですよね』と話していた。

そんな時、ITが真壁と速水を呼びにきた。

団長が話し始めた。

みんなと話した結果ですけど人生にもう一花、咲かせたいなと正直考えている。

このまま終わりたくないと思っている。

みんないろいろな問題があってここにいる。

しかし、できることならここから抜け出したいと思っている。

今までは惰性で生きてきたけど、速水さん・真壁さん面白いことを言ってきたのでできることなら逆転したい。

パチスロというギャンブルだけど、うまくすれば大きなチャンスを掴めるかもしれないと思った。

しかもみんなで事業ができることが何より大事。

もうちょっと作戦をしっかり煮詰めないといけないと思うけど、そこは少しづつやって行こう。よろしくと手を差し伸べた。

『はい』と速水が言い。二人で握手をした。 パチパチと全員が手を叩いた。

速水は『できることなら皆さんの自己紹介をしてほしい』と言った。

できる限り、仲間の性格を把握したいと思っていた。

また8人も人がいるからいろいろできると思っている。

以前、学んで経営者スクールで起業する上で重要な人間関係としていかに相手のことを知ることが重要かを学んだ。
速水は仲間の性格を把握しなくてはいけないと思っていた。

じゃあ、俺からと銀行が話し始めた。

風間豊。年齢42歳。

銀行って呼ばれている。何で銀行って呼ばれているかは、もちろん銀行に勤めていたから。

この生活(ホームレス)をはじめて5年目。

ここでは、お金の管理をやっている。 東京6大学を卒業した俺は、大手銀行に入社した。

いろいろな部署を経験した後、融資担当とだった。

俺は、ある企業の融資で上司達ともめていた。

俺は、融資反対だったのだけど、以前から接待などを受けていた上司はその融資を止めることがなかった。

俺は、『会社の状況が悪いからいつ倒産してもおかしくない』と言っていたのに上司達は耳を貸さなかった。
(自分達が良い思いをしたので恩があった)やがて、その会社が倒産して多額の不良債権が発生した。

会社内では 責任問題となり。上司達は自分には責任がない、全部風間が悪いってことに言い出す。

結局、本当に事を言える状況ができず、地方へ飛ばされる。

仕事命だった俺は都心で仕事ができないことにやけになり、地方の銀行で他人の預金を引き出して愛人などに使ってしまう。

それがばれてクビ。

元々、政略結婚みないなものだったのでもちろん離婚。

身内もなく・途方にくれていたところ団長に声を掛けられる。

唯一の心残りは、息子(5歳)に会えないこと。

一度で良いから逢いたいと思っている。

プランを聞かせてもらいましたが、非常に面白いと思っています。

助成金を貰うために会社組織もしくは団体組織にした方がもらいやすいと思う。

組織化するためにいろいろとやらないといけないことがある。

定款を作ったり、資本金を準備したりと…その辺は専門分野なので是非やらせてほしい。  

風間が自己紹介をした後、一番若いITが話しはじめた。 俺は、村田幸雄。年齢は25歳。ITと呼ばれている。

理由は、パソコンオタクだから。

大学を卒業して家で、ダラダラ就職もしないで生活していたら、両親が交通事故で死亡した。

それで家にいられなくなり、フラフラしていると団長に声を掛けられた。

今は、パソコンでみんなのアルバイトを探している。

パソコン関連のことなら任せてほしい。

速水は、いろいろな人材が揃っているな?と思っていた。

次は、俺、松井 幹夫。48歳。

パチンコと呼ばれている。理由は、パチンコ店で働いていたから。

今回のプラン、俺は大賛成だった。

中学を卒業していろいろ悪いことをしてきた俺は、親父の紹介でパチンコ店に働く。

小さいパチンコ店だったのだけど、地域のオアシスとしてがんばってきた。

ただ、5・6年前から大手店舗の出店ラッシュで、稼動がガタ落ちに…。

経営が厳しくなり、人件費を削らないといけなくなり、自身から退社した。

(以前リストラって言ったけど…)大手パチンコ店にはかなりの恨みがある。

その後、家族もいない俺は、自然とホームレスに。

そこで知り合ったのが団長だった。

目押し・パチスロの基本知識はあるので任せてほしい。

次に、高木洋文が、話始めた。 大工さんだったから大工。59歳。

中学を卒業してからずーと大工をしていた。個人で仕事を貰っていた。

仕事を請け負って個人でやっていた。

ただ、最近の大不況で仕事がどんどん減って行き、家族の為にいろいろな仕事(お金になること) をやらないといけなくなった。

(息子現在高校生・娘現在中学生)

それで、100万円投資すれば3年後に250万円になるという投資会社に 借金をして1000万円投資してしまい、会社は計画倒産。

その後も株・ネットワークビジネスなどいろいろと失敗して借金が5000万円に。

このまま家族と一緒にいても危険なので、家族は田舎に戻し、俺は自己破産に。

それで自然とホームレスに。団長と仲良くなり、一緒にいる。

できることなら家族に会いたいと思っている。

次は、俺かなと井口浩輝が、話始めた。39歳。

高校卒業をしてから建設業関係で営業をやってきた。

結婚もしないで仕事一筋でやってきたのに不況が、理由で、紙ぺら一枚でクビって…もう腹が立って仕方ない。

その時、団長に声を掛けられる。

最後は、俺か?と団長こと田村正樹が話始めた。

年は、50歳。生まれて間もなく父と母がいなくなり(借金を苦にして自殺して)

施設で育った。16歳で施設を出て働くも、どうしても続かず… 25歳でこの世界に。

正直『楽』だから。

ただ、生きていくために このシステムを完成させた。

ITと営業がホームレスにできる仕事を探し それを俺たちで分担して仕事をする。

銀行がお金の管理をして(もちろん月に一回必ずみんなに報告してもらう。)

会社的な組織を作った。

今まで、お金を持ち逃げしたり いろんなホームレスが入ったり出たりした。

そんな中である程度人間を見る目ができた。

真壁にしろ速水さんは、俺らの仲間として充分やっていけると思い、やっていくことを決意した。

このままでは、どうせ駄目なので…あんたらのプランに乗りたい。

ただ、みんなの生活がかかっているわけだからプランをしっかり考えてやっていかないといけない。

そのプランをこれからしっかり煮詰めたい。

次回、会うときまでにそのプランをもう一度考えてほしい。

リスクのないフランを期待したい。  

速水もホームレス宅で一緒に住み始めた。

まず、取り掛かったのは、資金集め。

助成金獲得へ銀行(風間)を中心にアイデアを模索していた。

市の商工会議所前で看板持ちをしていた団長が 『市のビジネスコンテスト募集のちらし』を持ってきた。

ビジネスコンテストの助成金は、1000万も出る。

これだけ資本金があれば当面は大丈夫と一同を感動させる。

速水が持参してきたものよりも500万円多い。

しかし、プレゼンテーションまで1週間しかない。この分野は任せろと銀行が…

3時間待ってくれとパソコンのキーボードを叩き始めた。

3時間後 市の重要問題を活性する目的で事業目的が書かれていた。

『市のホームレスを雇用した人材派遣』

●●●市は毎年、ホームレスが住民といろいろな問題を起こしていた。

ホームレスが多い公園では、取り壊し問題に発展して、ホームレスを排除・また集まると行ったことを繰り返しやっていた。

そこで、そのホームレスを自分達のグループで一緒に活動しよう。

ホームレス人材派遣会社といったところ、ITには、パソコンでこの地域をパチンコ店のメール会員になってもらい
(もちろんフリーメールで…)内容をまとめていた。

パチンコと真壁は、朝一からパチンコ店に張り付きその店の設定変更の癖を把握していた。

1)前日、終了ゲーム数をチェックして翌日挙動をチェック

2)朝一、来店する客層・遊技する台をチェック

3)設定変更が上げ・下げ、同一設定の打ち替えかをチェック

4)メールの内容と実際のホールでの出方に差がないかチェック

以上のことを速水の指示どおりやっていた。

エクセレント系の台があったときは(巨人の星3のボーナス間900回転など)速水の指示を仰ぎ遊技していた。

時間がある時は速水も参加していた。

団長・大工・営業は、リスク回避のために今まで同様のアルバイトをしていた。

毎日、夜には本日の成果とパチスロ台・プレステのパチスロゲームで、パチスロのゲーム性みんなで学んでいた。

パチスロに関して言えばこの1週間で(3人)10万円とまずまずの収支を挙げていた。

(店の調査中にしてはまずまず) そんな生活が1週間たった後、面談の日を迎える。 

●●●市の職員を3人・市長・助役を前に話し始めたのは 風間だった。

このようなプレゼンに自信を持っていたのだ。

風間が俺に任せてくれと前日言ってきた時、

速水・真壁は正直『ほっとしていた』

このような場で話をできるか どうかとても不安だったので…助かったと思っていた。

銀行での勤めがこんなところで役立つとは…と風間が語った。

事業計画書をITに作らせて…

会社名『才希会社(サイキ)』

才気とは、再起をかけるホームレスの会社であると、才(才能)希(希望)に満ちている人達が集まっている。

という意味でつけましたと、風間が話始めた。

私もホームレスですので、どのようにすればホームレスの方々が仕事に就けるか?

ホームレス生活に終止符を打てるか? わかっているつもりです。

うまく心のケアをしていけば…などとうまいことを語り、市長らは共感している様子。

ホームレス問題を解決するにはホームレスが一番などというフレーズを語り

プレゼンは終了。

結果は、1ヶ月後と発表されると言われた。

その他にうれしいお知らせがあった。

廃校になった小学校の一室を無料使用していいと言われた。

これで事務所経費が一切かからなくなった。

一方、パチスロを遊技する環境が続々と揃ってきた。

速水は、勝利できると確信できつつあった。

ターゲットにする店舗は7店舗。設定変更の癖・イベントの癖など把握できるようになった。

そのことをみんなに話すと引越しが終わった翌日から勝負しようという話になった。

助成金獲得のプレゼンテーションから1ヶ月が経ち、いよいよ発表が助成金の発表が近づいてきた。

この1ヶ月、速水と真壁とパチンコとITの4人はひたすら、パチスロで勝つためにデータを集めていた。

朝一でパチンコ店へ行き、ライバルの確認・設定変更状況の確認・イベントの確認など、徹底的に店の特徴の把握に努めた。

もちろん、遊技することなく。

その結果、どの店が設定変更が多いか少ないか?

また、意味のある設定変更かどうか?

注)意味のある設定変更とは、低設定から高設定に高設定から低設定の変更。

同一設定の打ち替えや設定1から設定2への変更などを意味のない設定変更という

(管理人の造語)

また、夜中にはパチスロ台を買ってきて、全員で、目押しの練習。

最低限、ボーナス図柄が見えるようになるまで練習した。

大工を中心に廃校になった小学校を事務所にリフォームするために、準備も着々と進んでいった。

引越しも無事終わり、いよいよホーレスの再起のために会社(表向きは)才希会社という、パチプロ軍団(本当は)が動きだした。

夜の会議で、速水から明日から実践しますと発言し作戦を公開した。

全店・無制限・等価交換

A店 120台 朝一イベント開催時は5人前後・通常時は2・3人

B店 192台 朝一イベント開催時は10人前後・通常時は2・3人

C店 224台 朝一イベント開催時は200人前後・通常時も80人

D店 144台 朝一イベント開催時は10人前後・通常時は2・3人

まず、宵越しハイエナをしてもらうのが、私(速水)・真壁さん・団長で3人で回ってもらう。

A店は、誰もデータを取りに来なかったので、真壁さん1人で… B店は、1人だけデータを取りに来たので、私と団長さんで… D店で、明日新台入れ替え。

朝一『ジャグラー』の整理券を配布するので、ITさん・大工さん・パチンコさん・井口さんで整理券を貰ってきてください。

4人は、そのままC店に行って遊技してください。

C店では、『ナナカフェ』のリセットが必ず入るのでそちらを狙ってください。

すべて遊技終わったら、『ジャグラー』の設定変更判別をして変更が確定したら、遊技を続行してください。

ITさんは、事務所でメールチェックをしていてください。

その後は、臨機応変に対応して行きます。

朝一 『ナナカフェ』のリセット狙いしたIT・大工・営業・パチンコの内

営業・大工が見事リセットに引っかかり

営業は6連(BIG4回・REG2回)で1000枚

大工は8連(BIG7回・REG1回)で1800枚

リセットに失敗したIT・パチンコが『ジャグラーTM』の変更判別

(変更判別の仕方はこちら)

パチンコが見事判別台を見つける。

ITはハズシ、家でパソコンメールチェック。

その頃、速水・真壁・団長は『巨人の星3』・『鬼浜』・『押忍!番長』などの宵越しで順調に出玉を稼いでいた。

速水は『巨人の星3』の前日ボーナス止めを遊技して、BIG3回・REG1回 1000枚。

真壁は『鬼浜』の前日ボーナス間1000回転台を遊技して、BIG2回・REG3回 800枚。

団長は『押忍!番長』の前日連荘中の台を遊技して、BIG10回・REG1回 3800枚。

真壁は、『ジャグラーTM』入替え店へ

団長は、『押忍!番長』を遊技した後『ジャグラーTM』入替え店へ

速水は、『ジャグラーTM』入替えへ

大工は、アルバイトへ

営業は、『ジャグラーTM』入替え店へ

新台入替初日の『ジャグラーTM』イベント店。

この店、過去の傾向から新台は初BIGでクレオフして、設定4・5・6の公開がある。

見事設定4・5・6・6と4人が引き後は、必死に回すことに… 閉店30分前まで回し

設定4 500枚

設定5 1000枚

設定6 2000枚

設定6 2500枚

と見事回収して終了。

初日だけでなんと…20万円の収支を稼いで終了。

この結果をITがサイト・ブログを作って公開。 すべてが順調にスタートした…

廃校となった学校に住み始め、パチスロ・アルバイトなど8人で精力的に頑張っていた。

パチスロを遊技し始めて1が月がたった

この日、全員が集まり、ミーティングを実施していた。

会計担当の『銀行』から各人の給料と今月の収支について。

今までも月に100万近くの利益を上げていたけど、なんとこの月は、400万円近く利益を上げていた。

(各人60万円づつ給料を支払った)

『IT』からは、毎日の実践結果を公開しているサイトのアクセスが、一日10,000アクセス以上あることが発表されて、その結果ネット収入もそこそこ期待できているという話があった。

『速水』からは今後の狙い機種、『秘宝伝』について遊技説明。

『団長』からはこの後もがんばろうという話がありミーティングが終了。

明日は、日曜日ということもあり、各自自由に過してよいということでお休みにした。

翌日、各自ゆっくり休んでいると●●●市から手紙が送られてきた。

『団長』が手紙を開けると、助成金申請が許可されたという内容だった。

日曜日の夜、再びミーティングが開催されて、助成金申請が許可されたことを、みんなに伝えられた。

これで事業を拡大していかないといけない。

みんなで話した通り、ホームレスを20人(一緒に働かないか?)と集める。

『大工』に頼んでいたとおりこの廃校、ホームレス育成施設に作り直す。

1)宿泊施設

2)貸衣装

3)風呂

などをしっかり完備する。

しっかり維持できるようにする。

『IT』・『営業』が人材派遣会社などから人材派遣を受け持って、

20人のホームレスに振り分ける。

『IT』はネット収入・ホームページ作成などをやる。

『速水』・『真壁』・『パチンコ』・は余った人材を活用してパチスロ収支を上げて行く。

当分はメイン収入していく。

『銀行』・『俺(団長)』で会社組織として必要なことをやっていく。

ホームレスを探してくる。 また今までどおりお金の管理などもやっていく。

各担当も決まり、本格的に始まりだす  

才希会社として立ち上がって順調に業績を伸ばしていった。

各分野順調に成績を伸ばしていった。

ホームレス成功例として取材など受けるまでに至った。

そんな中、ホームページやブログを公開していたところ、あるパチスロ雑誌社から勝負の依頼のメールがあった。

メールの内容は 私ども毎日、貴殿のHP・ブログを楽しく拝見させていただいています。

もしよろしかったら雑誌の企画として私どもライターと勝負しませんか?

勝負内容については一度お会いしてお話したいと思っています。

勝負できなくても貴殿の活動だけでも取材させて頂ければ幸いです。

●●●とあった。

ミーティングをしてせっかくだから勝負することをみんなで同意して意思統一を図った。

取材費を貰いながら勝負の話。

(相手との交渉) 相手方が提示してきたのは閉店後のホールを使い、5時間の5人遊技での勝負。勝負は全員の出玉勝負。

勝負内容はCSで放送される。

もちろん出演料は支払います。という内容だった。

6人でミーティングした結果、自分達の運営するサイトの宣伝にもなることなどから、参加することにどうせなら勝利することを目指すことも全員で確認する。

いよいよパチスロ雑誌のライターとの勝負の日を迎えることになった。

前日、速水と真壁が団長にこの戦いが終わったら大事なお話があると話をしていた。

対決の内容を整理すると 閉店後のホールで5時間の出玉勝負 (5人対5人)

計10人の出玉勝負。

当日、実際に勝負は閉店後の予定だけど、朝から、IT・真壁・速水はデータ取りのため真剣にホールを見ていた。

この店がボーナス回数と総回転しか見ることができないので、設定を推測するのにやはり朝から調査が必要だった。

この勝負出玉勝負なので、1人(一気に)出玉が出てしまうと かなり辛くなる。

この店の主な機種構成は

1)秘宝伝

2)南国育ち

3)北斗の拳SE

4)押忍!番長

5)俺の空

6)アラジン

7)バラエティ

8)めんそーれ30

9)島唄30 ってところ。

ITは台数の多い『秘宝伝』のチェック。

真壁は『押忍!番長』速水は『バラエティ』のチェックをしていた。

『秘宝伝』は、チャンス目・BIG中の小役確率を外からチェック。

設定6らしき台は見つける。

しかし、高確中なかなか解除せずボーナス確率が悪い。

『押忍!番長』は、純ハズレでの放出と連荘のループしない台を1台見つける。

『押忍!番長』の設定6で負ける最強のパターンのこの台

バラエティでは、高設定濃厚の『ハットリ君』と『黄門ちゃま』を見つける。

そんな中、団長とパチンコが合流する。

後は、ハイエナだな。向こう(パチスロライター側)がどうな作戦を組んでくるかわからないけど… さすがにチェックした設定6濃厚の『秘宝伝』と『押忍!番長』を遊技しないはず… 10時頃、悠々とパチプロライター軍がやってきた。

思ったよりデータが見ることができないことにショックを受ける。

閉店のパチンコ店で勝負する戦いする

当日閉店30分前にパチスロライター軍団がやってきた。

対決ホールは、ボーナス履歴がゾーン(100回転~700回転まで)

だけしか見ることができずしかも4履歴のみ。

閉店30分前に来たライター軍団は狙い台に困っていた。

ルール上すべて据え置きで5時間の出玉勝負なのだけど

設定を推測する要素があまりない。

どうしようとみんなで話していた。それでも最低限のラインを決めていた。

その頃、速水らは、ITを中心に対戦メンバーについて雑誌を読みながら性格を把握していた。

ブータ

このチームの軍団長。この業界も長く、ライターの先駆けとなった人間。

『南国育ち』と愛している。

坊ちゃん

CSなどでTV番組を持つ売れっ子。最近は、『メンソーレ』を良く遊技している。

ゴロウ

TV番組などでもいつも着実な勝負をしてくる。『ニューパルサー』の判別をよくしている。

サニー5号機を良く遊技している。

今回はバラエティにある『エヴァンゲリオン』を遊技しそう。

さとし

『押忍!番長』・『秘宝伝』をよく遊技している。

こんな感じとITが情報をみんなに話していた。

まずは『秘宝伝』の設定6らしき台からとってから

『ハットリ君』・『黄門ちゃま』・『押忍!番長』 4人が選び。

残り1人がハイエナにしようと作戦が速水から発表された。

いよいよ実践開始の時間に ここで真壁が提案する。

我々TVも初出演ですし、ハンデとして5人先に遊技台を選ばしてほしい!!

(これが、大きな勝負ポイント←ホームレス軍団)

それを聞いた、番組スタッフ・パチスロライター陣は悩むけど、パチスロライター軍団長 ブータがOKを出した。

1人目 団長が『秘宝伝』の設定6らしき台

2人目 パチンコが『はっとり君』の設定6らしき台(ボーナス後20回転)

3人目 ITが『押忍!番長』の設定6らしき台(ボーナス後665回転)

4人目 速水が『キングオブマウス』のREG後100回転台

5人目 真壁が『秘宝伝』の低設定だけど高確ロング中の台を選ぶ

これも見てパチスロライター軍が悩んでいた。団長・ITが選んだ台はノーマーク。

もしかしたらこの人達はデータをすべて把握しているのでは?

これは真剣にやらないといけないと話し合っていた。

軍団は

1人目 ブータが『南国育ち』の単発5連台。

2人目 坊ちゃんが『めんそーれ』のボーナス後128回転で止めている台

3人目 ゴロウがバラエティにある『ニューパル』を遊技する

4人目 サニーが5号機ではなくはまっている『NEW島唄』を遊技する

5人目 さとしが『押忍!番長』のボーナス回数が一番多い台を遊技する。

遊技開始して1時間後には驚くべく結果が待っていた。

実践開始後,2時間が経過した時間で明らかに勝負がついてしまった。

真壁らは 団長が、『秘宝伝』の設定6で1800枚の出玉。

パチンコが、『はっとり君』の設定6で1200枚の出玉。

ITが、『押忍!番長』の設定6で2000枚の出玉。

速水が、『キングオブマウス』のREG後の台で途中完全ハズレを引いて3000枚の出玉。

真壁が、『秘宝伝』の伝説モードを連荘中。2000の出玉。

差枚が8400枚。

一方パチスロライター軍団は

ブータが、『南国育ち』でREG3回引いてすべて単発、現在投資中。

坊ちゃんが、『めんそーれ』で連荘をさせることができたが呑まれて、台を散策中。

ゴロウが、『ニューパル』の設定5を掴む。只今250枚のプラス。

サニーが、『島娘』のハイエナで3000枚の出玉。

さとしが、『押忍!番長』のボーナスが多い台を遊技していて未だ、現金投資中。

差枚が-2600枚。

この時点で11000枚の差。

さすがにこれでは無理。

結局、この時点でパチスロライターがギブアップを提案。

番組もある程度作成できる状態になり残りの尺をパチスロライター

罰ゲームをすることでどうにか解決。

パチスロライター陣がなめていたことを速水に謝りを入れて、この勝負が終了。

その後、数ヶ月が経過する。

速水と真壁と松井が、TV放送を通じて知り合いになった。

パチスロ機の営業担当とチームを組んでパチスロ情報会社を設立。

各人もパチスロCS放送にパチプロとして出演する。

パチスロで人生を狂わせられた真壁だったけど、パチスロで仕事をすることになる。

←たまたまTV放送(ドキュメント)『ホームレスから復帰』という番組を見ていた。

元妻サツキと復縁を前提に話を進めることになる。

団長とITと銀行は設立させた『才希』を順調に業績を伸ばしホームレスを生活から完全に脱出する。

ホームレスから脱出した団長ら才希会社のメンバー

そんな中、パチンコ・パチスロ情報会社を運営している速水はなんか浮かない感じだった。

業績も順調ですし、会社としても業界から注目されてきていた。

しかし、パチンコ店に対して持っていたあの恨み。一向に解消しない。(速水は以前大手パチンコ店に勤めていた)

速水は,真壁とパチンコを集めて、居酒屋に誘った。

実は、未だに●●●●(パチンコ店)に恨みを持っている。

そこでどうしても復讐したい。アイデアはあるんだけど1人では実行できない。2人に協力して貰いたい。と話始めた。

内容は、●●●●を潰して私たちがパチンコ店経営する。●●●●には営業停止になってもらう。

『どうゆうこと???』と真壁が浮かない顔をしていた。

パチンコ店とは不正ロムなどが店側が仕掛けると営業停止になる。それでチェーン店が営業できなくなる。パチンコ店が営業できなくなると店舗が余る。そこを安価で頂こうということ。

●●●●のチェーン店10店舗に不正ロムを仕掛ける。内部告発を装って警察に告知する。

さすがに警察もチェックせざる得ない。それで警察が確認することよって営業許可を取り消すという流れ。

銀行からの融資がそこそこ期待できるのでそのお金で店舗を買い取る。

『どうやって不正ロムを仕掛けるの?』パチンコが聞いてきた。

10人のアルバイトを雇って●●●●の社員にする。もちろん身分がばれないように仕掛けが終わったら、海外に逃亡して貰う。

『なるほど…プランはできているけど、これって犯罪だろ。』と真壁『確かに…』速水。

『お前の気持ちもわかるけどやはり違法なものに加担することはできない。実力でパチンコ店を経営して対抗店として潰すことを考えろよ』と真壁。

『もし、お前がパチンコ店を経営するなら俺も協力する』とパチンコ。

『そうだな、俺はバカな考えをしていたな。やはり貴方と一緒に仕事ができてよかった。これからも俺が変な考えをした時、注意してくれ』と速水。

それでは、5年後にパチンコ店を経営するために頑張るぞとみんなで誓い。

乾杯をするのであった。

『完』

著者:勝ちまくりギャンブル (閉鎖)

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